CSRデザイン環境投資顧問株式会社 様は、「サステナビリティを不動産・金融から実現する」ことを目指し、自らの事業活動を通じ、持続可能な社会の実現を目指す企業です。
| 本社 | 東京都千代田区九段南3丁目8-11 飛栄九段ビル6階 |
|---|---|
| 創業 | 2010年2月 |
| 事業内容 | ESG・サステナビリティ情報開示、GRESB・CDP等の評価対応支援 |
| URL | https://csr-design.com/ |
「CDP回答・スコアリング自動化ツール」構築の背景
CSRデザイン環境投資顧問では、CDP回答支援業務において、回答内容の整理、設問分岐の判断、スコアリング、レビュー、Web登録まで、多くの確認作業と専門的な判断が必要とされていました。
従来はExcelを中心に回答シートやスコアリングシートを運用していましたが、設問分岐や採点ロジックが複雑であることに加え、年度ごとに設問・分岐・配点・文言の変更が発生するため、更新負荷が高く、社内だけで対応し続けることに限界を感じる状況がありました。
そこで、2026年度の実運用に間に合わせることを最優先に、短期間で安定して使える最小実用構成を整備。将来的な年度更新や機能拡張にも対応しやすい、HTMLツール+設定ファイル方式による業務基盤を構築しました。
主要機能
今回、構築したシステムの主要機能は次の3つです。
1. 回答入力・分岐制御機能
CDPの設問内容や分岐条件をもとに、必要な設問のみを画面上に表示。入力形式、必須条件、表示ルールを制御し、回答漏れや分岐判断ミスを抑制。
2. スコアリング・レビュー支援機能
回答内容に応じて、定義済みルールに基づくスコアリングを自動展開。差分確認、レビューコメント、Essential Criteria確認など、社内確認作業を効率化。
3. 保存・再読込・ファイル連携機能
回答データや設定情報をJSONファイルとして保存し、途中保存・再開・担当者間の引継ぎを可能に。外部通信やDBを前提とせず、導入負荷を抑えた構成を実現。
短期導入で実現したポイント
- 短期間での2026年度運用立ち上げ
- 回答入力、分岐制御、入力チェックのツール化
- スコアリング自動展開、差分確認、レビュー支援
- 設定ファイル中心の構成で年度更新に対応しやすい基盤を整備
短期導入を支えたReservoir Way
サービス機能改善は、Reservoir独自の開発手法「Reservoir Way」で実施しました。
動くプロトタイプを早期に確認しながら、機能単位で要件定義・設計・開発・テストを繰り返す、ハイブリッドアジャイル型の開発手法です。
お客様と画面・操作感を確認しながら進めるため、認識のズレを早期に発見でき、品質・スケジュール・コストを適切に管理。仕様変更や追加対応にも柔軟に対応できます。
レザボア・コンサルティングを選んだ理由
レザボア・コンサルティングを選んだ大きな理由は、初回打合せの時点で、実際に動くプロトタイプを用意してくれたことです。資料上の説明だけではなく、画面や操作のイメージをその場で確認できたため、完成後の姿を具体的に思い描くことができました。
当初は、CDP回答・スコアリング業務の本格的なツール化は来年度以降の稼働を想定していました。しかし、レザボア・コンサルティングから、今年度からでも実務で使える最小構成を短期間で立ち上げられるという提案を受け、それも想定以上に低コストで提案いただけたため、導入の現実性が一気に高まりました。
複雑な設問分岐やスコアリングを理解したうえで、短期導入と将来拡張を両立できる進め方を示してくれたことが、依頼の決め手となりました。
担当者からコメント
非常に短い期間の中で、こちらの細かく広範な要望にも最後まで丁寧に対応いただきました。専門外の立場からの相談や追加要望にも一つひとつ向き合っていただき、複雑な設問分岐やスコアリング、差分確認、保存・再読込まで、実務で使いやすいツールに仕上がったと感じています。
これまで担当者の判断や手作業に頼っていた回答整理・確認・採点作業をツール化できたことで、業務効率が向上し、回答漏れや確認ミスの抑制にもつながっています。
今回の仕組みにより、今後もサービス提供を継続できる見通しが立ち、安心して運用を進められる状態になりました。今後も継続的にご支援をいただければ有難いと思っています。(CSRデザイン環境投資顧問株式会社 シニア・コンサルタント 菅井 留奈様)

写真左から、佐藤聡紀様、石橋理恵様、後藤花様、菅井留奈様、高木智子様(以上、CSRデザイン環境投資顧問株式会社)、小川雅紀、中西稔、石川健博(以上、株式会社レザボア・コンサルティング)
本事例の資料について
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